クリエーター向け 撮影関係

一眼レフカメラでの商品撮影画像の違い

更新日:



魅力的な写真って、購買意欲をそそりますよね!
本日はそんな商品画像についてのお話です。といってもどう撮るとかの話ではなく、画像の調整についてです。

先日Instagramの方でもUPしましたが、元は全く同じ2枚の画像をどちらが綺麗ですか?というものでした?

 

[blogcard url="https://www.instagram.com/p/BnDz56bAnGP/?taken-by=maacraft.jp"]

 

皆さんが良いと思うと意見してくださったのは、100%の確率で2枚目の写真でした。さて一体何がどう違うのでしょうか?そしてなぜ意見が割れず、同じ写真を皆さんは肯定したのでしょうか?

本日はその秘密に迫ってみます



写真が出来上がるまで

1枚の画像を作るにはまずデータを現像します。え?なに現像するの?

まずはじめに、デジタル一眼レフカメラにおける、RAW撮影という事の意味が分からない方は、この記事は読んでも仕方ありません。
なのでページをそっと閉じてください。

RAWデータで撮った画像を現像することを通称RAW現像と呼ばれていますが

こちらを行う重要性が上で挙げたInstagramの写真の謎に繋がります



撮影の流れ

 

RAW撮影RAW現像トリミング微調整写真作品

簡単に書くと商品写真というのは上記の段階を経て完成されます。え?なんだか難しい。複雑。面倒。
あれ?まだ画面を閉じていなかったのですか?

さて次は画像を使いながら流れを説明していきましょう。



RAW撮影

なにも特殊な撮影って訳ではありません。画像の保存方法をRAWデータにするだけです。ただし先ほども書きました通り、データ容量がかなり上がりますので、容量に余裕がない方などはお気をつけ下さい。

RAW撮影後のデータはこちら

つまり撮りおろしの無修正画像って訳です

むむっ?暗い!そうなんです。暗いのです。

これは「後に現像を行う前提で意図的に暗く撮影をしている」が正解なのですが、暗いです笑

ではなぜ暗く撮るのか簡単に言えば、下げるより上げる方が楽だからです。



RAW現像

こちらも特殊なことはしません。各カメラ会社が提供している現像ソフトを使い、様々な部分をいじっていきます。
写真という分野はレンズ・撮影対象などの条件や、作者の好みなどで完全に分かれますので「ここをいじると良い」というのはありません。

がしかし最低限触るポイントとしましては露出・ホワイトバランスではないでしょうか。

現像後の画像がこちら

 

おっ!明るくなってる笑というかほぼ完成じゃん?と思われる方も多いのでは。

商品画像の原型はほとんど完成です。現像の重要性はここにあるのです



トリミング・微調整

現像が終わりましたらTIFFの16bitで保存し、最後の微調整に入ります。

トリミング時に使用するソフトは個人の自由ですが、私はAdobeのPhotoshopを使用しております。Photoshop露出・ホワイトバランス・コントラストの微調整などを行い、最後に使用環境にあったサイズにトリミングしJPEGで保存をおこないます。

微調整後の画像がこちら

現像後と大差はありませんが、よりハッキリとなっているのがわかります。この写真の場合、若干しか切ってませんが、トリミングも行っております。

構図などは撮影時に考えて撮影していますが、微調整は必ず入ります。



写真作品

さぁ商品の写真が完成しました。

A子さん

「なんだかものすごく大変ね」

B太郎さん

「そんなことまでしてるの?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、撮影においての基本点しか行っておりません。逆にいうと何でもそうですが基本を押さえていれば、ある程度の良いものは生み出しやすいのではないでしょうか?

また、撮影を始める準備から、撮影→現像→1枚の画像が完成するまで時間にして5分もかかりません

多分iPhoneなどで撮影し、スマホアプリなどで画像加工している人より早いか変わりません。

これには、撮影機材撮影環境と何よりもPCスキルなど慣れの経験値が含まれますので、人それぞれで良いのではないでしょうか?
※私はあくまでも販売が仕事なので、撮影に時間はかけられない為です

こちらが先日のInstagramの画像です



データの違い

画像と言えばよく聞くJPEGでしょ?あれで撮っちゃじゃだめなの?RAWデータとJPEGデータの違いは簡単ですのでググってみてください。

簡単に例えると

・RAWデータは新鮮な生きている鮮魚

・JPEGデータは水揚げ後冷凍した魚

となります。

例え話なので、最近は魚の冷凍の技術が上がってるからー・・・のくだりは無しでお願いします。

RAWデータで撮影をすると、容量をとても多く必要とするデメリットもありますが、なんといっても保存してくれるデータがたくさんあるので現像で理想的な状態にもっていけます。

データがたくさんある?

目で見えていない部分のデータも沢山保存してくれていると言った方が分かりやすいかもしれません。逆にJPEGデータというのは容量を減らすために、圧縮したデータになります。容量が少なくなる分、たくさんの画像を保存したり、ネット上などへUPする際の、容量をそこまで必要としていない場面などでとても便利な為、多く使われます。

ちなみにInstagramで掲載した1枚目の写真これは現像を行わずJPEGデータを調整したものなんです

 

 

とはいっても元は同じカメラで撮られた、同じ写真ですので綺麗は綺麗です。

が!誰一人としてこちらが良いとは答えませんでした。

 

以上を踏まえて最後にもう1度比べてみましょう

↑ Instagram1枚目

↑ Instagram2枚目

答えは出てますよね・・・



まとめ

 

今回は撮影や現像についてのお話でした。

結論基本が大切だ。

 

革製品の製作・撮影・パッケージング・ラッピング・梱包・事務作業・・・様々ありますすが、すべてに当てはまるのではないでしょうか?

きっと皆さんも普段されているお仕事では、無意識化に基本を行っているのだと思います。ちょっと初心に帰ってみると、色々な発見があるかもしれません!

 

長文になってしまいましたが、1歩先を行くマニアックな記事ですが、楽しんでいただけたら幸いです。

-クリエーター向け, 撮影関係
-, , , , , , , , ,

Copyright© レザークラフト | Maa Craft エムエーエークラフト 革製品 オフィシャルブログ , 2021 All Rights Reserved.